2012年03月21日

関西テレビ「よ〜いドン!」の取材がありました

関西テレビ『よ〜いドン! 〜 となりの人間国宝さん』 2012年3月28日出演
(映像の中で'長男'とテロップが出ますが、'次男'重吉です。)
※ 画面左下のクリックで再生開始、右下のクリックで全画面表示






※この映像の著作権は関西テレビに帰属します
Copyright(C)KTV


3月8日、思いもかけず、「♪とんで、とんで、、、まわって、まわって、、♪」の歌の円広志(まどかひろし)の、取材をうける。
関西テレビ「よ〜いドン」の番組の中の、「となりの人間国宝さん」のコーナーでの取材。
 
 約30分、同世代の彼との話に良いときを過ごせた。 と、大造氏。初テレビながら楽しかった様子です。 
残念ながら、、私は、母のマンションに付き添いの日で留守でしたが。(でも、内心、実はほっとしています。取材や撮影、考えただけでも、、、苦手)


 取材レポートのあと、夜7時過ぎに、ディレクター カメラマン 照明さんの三人で、仕事の一部を撮影して行かれました。

撮影 002.jpg


  3月28日水曜日 AM9時55分より、関西テレビ 8チャンネルで、放送予定です。
  わくわく、、そわそわ、、楽しみにしています。 


となりの人間国宝さん認定書、陳列棚の上に飾りました。
認定書.jpg
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2012年03月01日

中津筆工房店舗、開店しました

3.1昼過ぎ1


2月29日に、ようやく、、予定よりやはり遅れましたが、工房を店舗として、開店。


まだまだ、片付けなど間に合っていませんし、、また、まわりは、ちょっとまだ殺風景ですが、、思い通りの落ち着いた風情の工房になりました。


3.1昼過ぎ
   店の前の方に写っているのは、筆職人.大造氏が手作りしたショーケース。店を開けている時には出しています。

 庭を削るのは、寂しいとは思ったけれども、車2台は止められますので、来て貰いやすいだろうと、喜んでいます。前は川ですので、要注意ですが、、、。



仕事場
            
 数日前より、新しい仕事場に引越ししました。人に応対しながら仕事ができます。


 
 中津筆工房周辺の絵地図 
  
絵地図

 
 バス停大原より歩いて6.7分。 北山通り、修学院ぐらいから、車で20分かからずという案外便利な所です。是非お立ち寄りください。
 ただ、留守にすることも多いですので、事前にご連絡下さいますように。




posted by Megu at 22:24 | Comment(0) | 日記

2012年01月25日

店舗開店に向けて

自宅店舗の開設に向けて、何やかやと忙しくて、そのうち 年末年始、おまけに、やたらなつかしい同窓会があって、、、ブログはしばらくお休みしてしまいました。


 初めは簡単な改装予定でしたが、11月に入って、柱や床下がシロアリにやられていると判明。 何本か、床下からのやり直しとなってしまい、予定より大ごととなってしまいました。(あの時は、ずいぶん、ショックでした)

 それでも、アトピー体質アレルギー体質でもあるので、出来るだけ、自然の材料を使いたいと。且つ、シロアリにも大丈夫なようにと。

 という訳でずいぶん悩みもしましたが、建築材は、できるだけヒノキを使ってもらい、塗りは自分たちでするという事となった。

 昔ながらの家作りをしている他の大工さんに教わって、 土台の木には木酢や柿渋塗りに桐油(桐油は塗料屋さん推薦)、柱には、柿渋とベンガラを混ぜて塗り、その上に亜麻仁油やミツロウを塗りこむという方法を取りました。
 
やってみて、ペンキよりも二度塗りの手間はかかるが、洗うのにシンナーを使わなくて済むのが簡単で、安心。 臭くても、自然のにおいであり、頭が痛くなったりもしない。しかも、数日でにおいもぬける。

つくづく、こんなに良い塗りがあるのに、ほとんど忘れられていて、もったいないと思う。


エプソンでスキャン-005.jpg
年末28日、ユンボが懸命に根起ししている中、邪魔しないように気を使いながら出来上がりを想像してスケッチ。 (しっかり、邪魔してました)ペンと面相筆にて描きましたが、確かに描きやすく、一度絵の具を付ければ、長いこと持ちます。これを、ふくみが良いというようです。




 大工さんの手は年末に離れたものの、玄関まわりや看板や陳列棚は、大造氏、自分でやりたいと。
日曜大工が趣味であるだけに、あれこれ自分のこだわりもあるし、、、道具もあるし、、、と。

 欄間障子は出来あがり、今は靴箱製作中。次に陳列棚で、看板。
 二月中頃には開店すると、大造氏云々。







posted by Megu at 22:33 | Comment(0) | 日記

2011年10月06日

お知らせ

今週、来週と、面相筆職人 大造氏にとっては初めてのことながら、他所でお店を開きます。

10月8日(土)・9(日)は、京都の北、周山 京北町での、「国民文化祭・京都2011イベント絵巻」に、参加、出店。   場所は、北桑田高校の近くの京都府立ゼミナールハウスです。

会場案内図の098番、京都美山の竹工房「美山竹」と、長元 宏さんの陶芸の間に出店、試し書きもできるようにしています。
 中津筆工房は、面相筆専門ですので、書道では細筆までの大きさの小筆ばかりですが、特に小さい筆は、米粒に絵が描けるほど、毛先がききます。微妙な修復などでも、満足して頂ける筆です。

書の細筆、小筆にも、絵(水彩、油絵、アクリル、日本画)にも、もちろん陶芸、漆、手書き友禅、メークの筆にも、、使える、優れた良い筆です。、、、と、いろんな方より言って頂いていますが、どうぞ、コメントに、感想を入れていただきたいものです。・・・・IT担当より

「国民文化祭・京都2011イベント絵巻」のチラシ(どれも、クリックすると、二段階アップします)

2011京北町イベント国文祭.jpg



10月15日(土)・16日(日)は、出町柳のカフェ「かぜのね」の奥のイベント会場での手作り作品展に、参加、出店。
 叡電出町柳駅前通りを少し東に行き、(南)向かい側名曲喫茶・柳月堂(1階は、パンの店)を越えて次の路地を右折、その奥にある喫茶店。 下に地図を載せています。
 入りびたりの人が多そうなユニークな喫茶店です。

 どんな会場になるのやら、、、、個性的二人のそれぞれの作品と、職人の筆。
筆はどれも、試し書きが出来るように用意しますし、 また 使っている道具類の展示をする予定です。  仕事紹介展示と、販売もします。
職人の大造氏も私も行っています。

 ささやかな会場のようですが、 のんびり 楽しい場になることは間違いないので、のぞきに来てみて下さいな。
15日は、13時から18時。 16日は、12時から18時です。 必ずや居ます。

かぜのね手作り作品展・.jpg

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作品展の仲間の紹介
 キルト作家 染谷みち子さんは、パリで6月に個展、先日9月24日から10月9日まで京都寺町の新しいギャラリィArt Space-MEISEIでも個展。 求道的で斬新な作風の大作を作られています。
 今回は、作品は数点展示して、針仕事の小物を出される予定。
 毎朝の写経に中津筆工房の吟面相を使ってくださっています。

 染スタジオちゃーの野中久行さんは、友禅作家。 妻君は、インド古典舞踊のミキさん。
小物から大作と、いろいろと出されると思います。非常に丁寧な作品作りをなさっています。カバンなどの縫製もご自分で丁寧になさっているとか。中津筆工房の面相筆 を使ってくださっています。

 
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染谷みち子さんの作品「あの世の鳥」

個展会場にてs-.jpg
  個展会場でのスナップ 



日曜日の京都大原わいわい朝市は、上記出店の関係にて、9日の日曜日はお休みさせて頂きます。 
16日の日曜日は、出店しますが、ちょっと早めに帰る予定です。



posted by Megu at 21:51 | Comment(2) | お知らせ

日曜朝市


=この夏の思い出より=

   いくつかの筆の試し書きで、中二の子が描いた絵・・・そう、ニワトリもいたね8/21
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 日曜の大原わいわい朝市は、私にとって、1つの仕事でもあり、楽しみでもあるようになってきています。

 8月21日のお客さんは、東京目白からの中学2年生のマヤちゃん。 置いているスケッチブックに、面相筆で、次々に絵を楽しんで描いた将来美術方面に進みそうな女の子。

 その後、お母さんからお便りをいただいたりして、大切な友人ができました。 大原の隅々まで、二人で冒険するように、歩いて楽しまれたようです。
 そのお便りがあまりにも楽しいので、一部分、載せさせてもらいます。

 お母さんのお便りより 

 「       ベニシアさんのお宅も偶然に発見。感激
   でした。TVで見て頭にやきついている憧れの風景の
   中に自分がいることが嬉しくて嬉しくて・・・。翌日
   はお天気にも恵まれ大原の里を満喫しました。
   ・・・沢渡りの木の橋あたりは、今はちょっと入り込め
   ない感じでした。私達も不安になって引き返し、農作
   業をしていた方に案内していただいて惟喬親王の墓
   まで辿り着いたのですが、イノシシよけのはってある
   田んぼをよじのぼって、用水路を両足ではさむ様にし
   てマムシに注意しながら進みました。大冒険でした。
   楽しかったけど、万人向けとはいえないかなぁ・・・。

   様々な種類のカエル達、ー特に鳥獣人物戯画に登場
   するカエルは東京ではなかなかお目にかかれないの
   で感動ー、とってもおおきなアメンボ、お寺の池を泳ぎ
   まわるイモリ達に会えて本当に幸せでした。田んぼが
   あっても両生類がいるわけではない今日この頃、
   この大原の環境はタイヘン貴重なものですね。
   地元の方に助けていただいたことも一生の思い出
   です。                    」 

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我が家の台所、流しに住むカエル君。猫と住み分けている様子です。9/23


 人との出会いが、とても楽しい場に、朝市がなっています。


 朝市に出すようになってから、半年、、、、時間の空いた時に、スケッチやクロッキーもちょっとだけ楽しんでいますが、、、、、少ーし流行ってきてもいます。
 いつもいつも暇なのではなくて、、わっ、と 人の多い時と、のん気なときと、、、波があるものですから、、、それが程良いという感じ。
 
 
 何年ぶりに絵を描くだろうか、、、と、楽しまれているYさんと、見ている仲間8/21
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10月9日は、京北町、京都ゼミナールハウスでの「国民文化祭・京都2011イベント絵巻」に参加出店するので、残念ながら大原わいわい朝市はお休みします。



posted by Megu at 20:00 | Comment(2) | 日記

2011年09月23日

巣立ち・・・家のこと

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我が家のねこ「イッピキ」くん(2匹いるが)。鉄砲のような物音に驚いて帰ってきたが、しばらくすると、ぬいぐるみにくっついて寝てしまいました。ドウモ、ワカッテイルラシイ。 不安だから、くまにくっついている。膝に乗って寝ている。9月23日


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すずめではなくて、「つばめのお宿」 右のイチョウの木にすずなり 8月24日
北山通り 八百民の前。 ずっと、見上げていると、 通りがかりの人曰く、、毎年、ここが、つばめの集結地。 こうやって、次々に南の集結地に群がって行って、南国に渡って行くんだと。今日はこれで、800羽は居ますね、、、と。(8000羽と書いていたが、多分 私の単位思い間違え)
そして又、つばめがいなくなったら、すずめのねぐらになるんだと。 


{湿地のミティゲーションから見た4つの決議文}より、抜粋
「  ツバメの集団塒地の目録
 人家の軒先で営巣していることで人々に親しまれているツバメは,営巣終了後秋の渡りを開始するまでの間,夕方になると半径10〜20kmもの範囲から特定の場所に集まり,集団で夜を過ごす集団塒(ねぐら)の習性を持っている.その塒地(じち)としては,平地内で最も規模の大きいヨシ原が選択されることが多い.ツバメの集団塒地に利用されるヨシ原は多くの種類の鳥類が繁殖地や越冬地,渡り期の中継地として利用し,また湿地性の希少植物の生育地であることが確認される場合が多い」

 ヨシ原ではなくて、イチョウの街路樹をねぐらにしているという事らしい。とにかく、見事な様子、つばめの数でした。


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つばめが電線にならんで寝ています 8月24日 
北山通り 修学院駅前交差点 母のマンションの窓より



 歯の状態が良くなったと喜んでも、薬が切れたら数日でぶり返す。というのをもう3回も繰り返している。 もう抜いてしまった方が楽だから、、、とも、思っているのですが、歯医者さんの方が、もう少し様子をみましょうと。
 そのような訳で、日曜朝市や外出は元気なのですが、どうにもブログまで気が向きにくい日常です。

この間に、めでたく初孫誕生。
何だかほっとして、ああ心配していたのだと、気付いた。
遠い沖縄だし、おじいちゃん、おばあちゃん子であった息子だけに、91歳のおばあちゃんに見せにくるから、来なくていいよと、言ってくれるので、、、、、のん気に動かないことにしたが、やはり、思っていた以上に心うきうき、嬉しいものである。

 私が、離婚・再婚としただけに、いっぱい周りの人様にお世話をかけながら、早くから自立した上の息子、、、、数えてみれば、沖縄に行ってから12年になる。沖縄らしい美人の素敵な人と、この春入籍。その折も共に帰ってきてくれたが、しっかり、沖縄に根付く気構えに、大きな嬉しさとともに、一抹の寂しさも感じたものである。
「すっごく嬉しいのに、、何故か、、、、、、」実は、一晩だけ無性に泣いた。
子離れしていたつもりであったのに、、、、どうも、そういうものらしい。
ようやく、本当の自立と、巣立ち、巣作り。

面相筆の方は、下の息子が継ぐと言っているが、まだ もうしばらくは、外の空気を吸いたいと、大阪で自立自活。 社会勉強、、、、、
継いで貰うための準備がいろいろあると、大造氏は意欲的。
それぞれが、何とかなっていきそうです。




posted by Megu at 19:01 | Comment(0) | 日記

2011年08月22日

歯痛のためブログは、改めて書きます。

 
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 7月14日 祇園祭  船鉾 


この夏のあれこれ、書きたいことがいっぱいあったのに、
 いざ、昨夕より書こうとしたら、夏の疲れからか、急なる歯痛。歯を軽く合わすこと自体が苦痛で、ただ痛い。 歯が浮いているとのこと。歯周病、、、、?ともかく、痛み止めと、炎症止めと、抗生物質を処方してもらい、レーザーをあててもらい、、、昼寝をたっぷりしましたが、簡単にはおさまりそうになし。

 明日夕方よりしばらく、わが母に付き添って、母のマンション住まい予定ですので、、、ブログは、今月末か、来月になりそうです。

 この夏は、暑さの合間、少しづつ掃除、整理に格闘。 
玄関先を改装して、仕事場を二階から一階玄関先にする予定。そのための準備。   

 五条坂陶器市のこと、時計屋さんのこと、朝市のこと、、、まだまだあれこれ、、改めて書きます。


 祇園祭は、大造氏一人で。
 14日の宵山でも、夕方になれば人が多くなりますが、明るい内は、待たずに登れる鉾があります。 



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岩戸山の懸装品


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南観音山


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7月14日 6時58分の四条通り



 
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2011年07月16日

京都 大原 日曜朝市

こんな感じで、朝市に出しています。
墨に硯と、試し書きのスケッチブック・・・朝から強い日差しの10日撮影
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7月10日の朝市では、筆でためし書きしているうちに、、、いっぱい俳句が浮かんできたといふ東京からの若きお客さんあり。

 吟味して、お財布と相談して、吟面相の中を買ってくださった。
さきちゃんありがとう

ブログに書いてもいいか?と、尋ねて了承してもらったので、、、紹介します。

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  初蝉の 大原に鳴く 夏らしい哉

 風なびく つばめとほる 夏おほはら

  夏空に 晴れる空気の 雲多し

  夏来るや 腕をパチンと 蚊をたたく


このさきちゃんの俳句で、蝉が鳴き始めたのに気付かされました。
どれも、ありきたりの俳句でないのがいい。、、
ああ、そのとおりと思える大原の今。

字を書くのには、やはり 吟面相(ぎんめんそう)が一番使いやすいようです。
吟面相は、吟ずる・・・俳句や歌を詠むときに使うところから付けられた名前かもしれないと、ふと思います。
巴面相(ともえめんそう)も、着物の下絵などによく使われる筆のようですが、絵画的に字を描くのにも、とても良いようです。


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今、大原には、日曜朝市が二つあります。

 国道沿いの吉田木材跡に、10年程前に日曜朝市が始まり、一昨年の暮れに、発展して大原の里の駅の所に移ったのは、「大原ふれあい朝市」。
元の場所に残ったのが、「大原わいわい朝市」。
近いので、散歩がてら両方まわれますし、どちらも、賑わっています。

 規模が小さい分、また、昔からの風情がある建物だけに、何だか、のんびりできるのは、「大原わいわい」の方だとは思いますが、
どちらも、大原の人を中心に近在の人たちが、家庭で作っている野菜や、花、手作りの物・・小物や服も・・お漬物や餅菓子・・パンにケーキなども、、、また、里山奥深くから採ってきた希少なもの、、、、、いろんな物ありです。

 お野菜や花の、日持ちの良いのには、驚かされます。日曜早朝か、土曜日の遅くに取りに行かれているようです。  その上、とても安いです。

 私は、「大原わいわい朝市」の方で、家業「中津筆工房」の面相筆 を出しています。
えっ!!こんなところに、こんな専門家用の筆が、、、、と、驚かれたりしますが、
墨を使っての書き心地を見てもらえますし、、、楽しいお仲間が出来て、、、ほんと、出さして貰って良かった。

 伝統の技は、途絶えてしまえば、復興できないし、息子に継いで貰うためには、広げていかないと、難しい。 専門家の筆ではありますが、とても良い本物作りのままの筆ですので、是非使ってみてもらいたい。 一本から、送ります。 

 まずや、日曜朝市お休みしないようにしていますので、御よろしく。

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7月17日の朝市 



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2011年06月30日

続・若狭 水晶浜の思い出より、知ってほしいこと 

 
 神戸市六甲山ケーブルより 6月22日
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(6月29日の続き)

 たとえ、事故がなくても、微量の放射能が漏れているのが、原子力発電所(原発)の事実であると、、、、、

今では、本当に知ろうとしている人には、自明の事とわかっている。

そしてまた、放射能は、微量でも影響がでている。と、いうことも。
 
 悲しいかな。
原発立地の周辺に影響が すでに出ていたということも。


そのうえ、日本列島は、地震の活動期に入っているので、いつかまた、大きな地震が来るのだということも。
それが、今日、明日ともわからないとも。

みんな、本当は、知っている。



 そこにもってして、
今なお収拾がつかない福島原発破壊の現実があるというのに、何故 まだ原発を推進しょうとする力、動きがあるのだろうか。

 東電、中電、、、、関電総会も、「脱原発」を否決。
 玄海町、町長は、原発再稼動容認を明言。
 美浜の町長さんが、原発推進に前向きと、、、、ニュースで流れた。

 みんな、自分の利益、財政で、考えている。そのこと自体が、おかしいのではないか。
人々のこと、命のこと、将来のことを、考えてこそ政治ではないのか。

 原発を建てたら、多くのお金が、その地元に来る。
そのこと自体、「袖の下」と同じく恥ずべきこと、禁止すべきことではなかったか。


     
     神戸市六甲山ケーブルより 6月22日
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 管総理が、浜岡原発を止め、発電送電分離政策を言い出したとき、、、期待以上のスピードも感じて、署名活動にやりがいを感じていたが、  
管降ろしが始まった。  いったいなんでそれ程言われてるのか・・・?
やっぱり?、管ではあかんのか、、、、

大造氏がいち早く、このままだったら脱原発されてしまうからと、利権者側から、政府にマスコミに相当な圧力がかかったのだろうと、云々。
半信半疑に思っていたが、6月11日の地震学者 板橋克彦氏の講演会に行き、今まさに、管総理が政治生命をかけてエネルギーの方向転換をやろうとしているのだと知った。

まさしく、それ故に、東電、利権者側に付こうとする勢力が、慌てふためいて、管つぶし攻撃に出てきたとのこと。

なんだ、そういうことなのか。 それなら、マスコミに踊らされないで、何とか応援したい。。

 管総理のホームページ
   http://kanfullblog.kantei.go.jp/


また、是非、このオープン懇談会の管さんを見てほしい。ソフトバンクの孫さんも出ています。

 自然エネルギーに関する「総理・有識者オープン懇談会」(全編)-平成23年6月12日
  http://nettv.gov-online.go.jp/prg/prg4972.html


管を降ろさないと、協力できないと云う自民党。 被災者を前に何てことをいうのだろうか。
「いじめの論理」が、平然とまかり通る政治の社会。
これでは、学校のいじめが無くならないのは当然。
民主党も、そんな、いじめのやり方に対して すくんでいたなら、どこまでもやられるだろう。

今は、党派を超えてやっていかないといけない。
被災地、被災者のこと、脱原発のこと、、、子々孫々を考えて、、、行動してほしい。
微力ながらも、声を上げて行動していきたい。

「マスコミの云うことを、なんで みんな信じてしまうのやろか」大造氏言う。
マスコミは、大きな電力会社のスポンサーがついている。圧力が当然かかっている。


もうかる、もうからないとか、、、得する、得しないとか、で、人間動いていてはあかんぜよ。と、坂本竜馬に言ってもらいたい。(もう終わってしまったが、TVの「JIN〜仁〜」の竜馬は、よかった。)


若狭の水晶浜の景色は、今だに覚えている。

美浜の原発さえ無視できれば、砂も海もきれいそうで、素敵な浜。

今でも、きっとそうに違いない。 

原発から、水晶浜を、若狭を、取り戻したい。守りたい。


7月2日  緊急です
今、真っ先に、佐賀県、玄海原発の再開が懸念されます。

 脱原発ネットワーク・九州 深江 守さんより、返信メール頂きました。
4日より、ハンストに入られるとのこと。

メール貼り付けます。
{「全ての原発」署名は、来年の株主総会まで続けます。
2百万筆ぐらいの数にならなければ、力を持ち得ません。
あの署名は、玄海1号機を止める署名でもあります。
協力いただけるのであれば、少しづつでも広めていただければと思います。} 

署名用紙です。宜しくお願い致します。
http://www.teruteruchan.com/pdf/pdfsyomei.pdf





  
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2011年06月29日

若狭 水晶浜の思い出

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6月5日東本願寺のお堀端の睡蓮


あの夏は、いったい いつの時のことだったのだろうか。

何度も、湖西線を使って、敦賀まで、そして水晶浜まで、日帰りで泳ぎに行った夏。

京都駅から敦賀まで特急で1時間で行けるようになって、とても嬉しかったのを覚えている。それが1975年のようだから、その夏かもしれない。
  
私は、たいして泳げないのに、もぐりと飛び込みが大好きだっただけに、一度行っただけで水晶浜がたいそう気に入っていた。
 
白い浜に、いろんな高さから飛び込める格好の良い岩が浜にあり、そして海は暖かかった。

白い原子力発電所が、見えているのであるが、ああ、あれがそうか、というぐらいの感じで、まだ新しかった美浜原発を見ていた。  何も分かっていなかった。

ある日、妹や友達と泳ぎに行った帰り、バスに乗り遅れて、敦賀までタクシーに乗ったときのとこ。


「水晶浜は最高の浜、、、ちっとも寒くないし、、、」など、陽気に喋っていると、

 運転手さん曰く

 「あの原発が出来てから、ぬくい海になったんや。 
 
  うになんか、ひとまわりも、ふたまわりも大きいなって、、、
 
  駅で売ってるやろ、、、都会の人は、お土産に喜んで買うて帰るみたいやけど、、、
 
  わしら地元のもんは、気持ち悪うて、よう食べんわ」 と。



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東本願寺のお堀端の睡蓮と鯉



 それから、もう一度だけ行ったように思う。

運転手さんの云っていたことを、確かめる気持ちで。

太平洋よりもぬくい(暖かい)日本海の海は、 確かにおかしいと、変だと得心した。

 
   ・・・・・・文、6月30日に、続く・・・


  
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