2018年10月25日

中島早知子さんの個展のことや 徳正寺あれこれ

 あまりにも酷暑でした
どうも熱中症にいつの間にか罹っていたようで
ようやくに超えてきた所です。
しかし、大造氏は、「暑さにも寒さにも平気な丈夫な身体を持ち」で元気。
来夏には、一部屋クーラーを入れると宣言はしているが。

 しかし今では、もうストーブを朝晩少し焚いている。(昨夕帰り、美濃瀬橋の温度計12度であった)

台風も、尋常ではなかった。
半端やなかった。
中津筆工房の玄関の一枚ガラス戸があわやどうかなるところであった。
何とかしのげたものの、空恐ろしかった。

 大原に越してきて31年、その年に亡父宗助氏が 下鴨の狭い庭では大きくなれないと、掘り起こして持ってきた木々が すくすくと育っているが、
特に玄関横のエノキは今や幹まわり156cmの大木。
イチョウの木と、名前今だ不明の木と共に、台風にゆさゆさ揺れ廻っていたが、倒れることなく、家を守ってくれた。


東京、京橋である中島早知子展に、ちょうど叔父の一周忌もあるので、行く予定。


中島早知子 個展.jpg


 幻想の不思議な 静謐な空間

  魂の根源の世界なのか
   寂しいというより安らかさを感じる

  枝の先が、気持ち良く浮遊している


 早知子さんが、ずっと探求し続けている世界です。
もしかしたら4年ぶりの個展でしょうか。

 面相筆を用いて、徹底的に細部までの描きこみ、完成度の高さ、こんな凄いエネルギーと厳しさを持っているのだと5年前にアトリエに行って初めて知った。

 今では、中津筆工房のタヌキの地紋書を気に入って、細部描きこみにもっぱら使ってくれている。
地紋書きは本来イタチ毛ですが、彼女の希望でタヌキ毛で作っている。(正式販売はまだしてないが)
どうも、ねっとりした油絵の具には、タヌキ毛の方が描きやすいと。
好みは人それぞれですし、また 油絵具をどのような硬さで用いるかも人それぞれなのですが。

 ―― 中島早知子展 案内 ―― 

ギャラリー モーツアルトにて

   東京都中央区京橋1-6-14 YKビル1F 
   東京駅八重洲口南口より徒歩8分

 2018年 10月29日(月)〜 11月3日(土)
   午前11時 〜 午後7時 (最終日 5時まで)

s-中島早知子展 地図.jpeg.jpg
 (ギャラリーモーツアルトへの地図・・東京駅より近いです)

 今回は小さめの個展らしいですが、なかなか個展をされないだけに、是非とも多くの人に観てもらいたいものです。
東京造形大学のクラスメート、昔も今も素敵な人です。 

 造形大の先生であった山下菊二さんを師と仰いでいる早知子さんに誘われて、2年前には、菊二さんの菩提寺である京都の四条下るにある徳正寺を二人で訪ねた。
徳正寺は、日本画家秋野不矩さんの末子で陶芸家の秋野等さんが御住職。
御夫婦で手厚くもてなしをして下さり、お病気であるのにお経も上げて下さって、そして奥様とゆっくり語らい、素敵な時間を過ごさせて頂いた。・・・それから、無精者の私、すっかり失礼している。 
 どうなさっているかしらと思いつつ、失礼しすぎて、訪ねることが出来ない・・・
  重い案じる気持ちのままに・・・
 




posted by Megu at 17:31 | Comment(0) | 日記
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