先日、寺町通りのギャラリー ヒルゲートで、偶然見かけた個展。
気になって入り、作品に魅せられた。
4号炉(右部分) 《風しもの村 チェルノブイリ・スケッチ》から 1992年
<作品左上の文章部分拡大>
廃墟のコウノトリの巣(左部分)《風しもの村 チェルノブイリ・スケッチ》から 1992年
<作品左上の文章部分拡大>
チェルノブイリから帰ってから和紙に描かれたとのこと。水墨に淡彩、大作です。
もう数日しかありませんが、是非多くの人に観てもらいたい。
また、どこかで企画されると思いますが、 凄い画家です。
私達が、知らなかっただけかとも思いますが。
チェルノブイリとその後、そして放射能の汚染状況を心配されていた貝原さん。福島原発事故を知らないまま癌になって2005年に亡くなられたようです。
「次代がまだあると考えるなら、原発の起した惨事が決して他人事でなく、まさしく、日常に隣りあわせにひそむ私達共通の悲劇です。」絵に書きこまれた言葉より。
そして今、悲劇が二重三重にもなっていく現実を、何ともできないのでは、あまりにも哀しい。
地球規模で、原発問題を捉えていく叡知が欲しい、
案内葉書きの表と裏です。
2015年07月24日
没後10年 貝原浩 「風しもの村」と鉛筆画展
posted by Megu at 11:35
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