中津筆工房が筆を卸してきた稲本文華堂さん、
陶芸の世界では最も有名な筆屋さんです。
奥さんを亡くされてからあまりにもがっかりなさって、
近頃体調が思わしくなかったし、廃業を考えておられました。
そして、引き継ぎを済ましてから3月末ごろには廃業される予定でしたが、その前に入院されてしまいました。
ちょっと不安ではありますが、
病状の良い時に引き継ぎをしていけるようにと思っています。
問い合わせの電話がかかってきています。
中津が製造して、戦前祖父の代より 稲本文華堂に卸してきた面相筆を記しておきます。
金泥書(黒毛)(白毛)、貂毛書、鼬面相大、中、小、 吟面相(清玩ラベル)大、中、小
鼬毫点附(皆限ラベル)、長鋒面相
直接、こちらにご注文下さいますように、宜しくお願いします。
TeL.075-744-2134
白い椿に、初めて赤い花が咲いてビックリしました。
こんなことって有るものなのですね。昨日22日大造写す。
隣の草むらに、よく雉が来ている。4月6日大造写す。
初めて見た時は、感激でドキドキしたものですが、近頃は随分慣れました。
2015年04月23日
稲本文華堂廃業のこと
posted by Megu at 13:14
| Comment(4)
| ホームページ補足
私は全然弘法じゃないので、筆は選びます。^^いい筆を作る工房を知ることができてうれしいです。
コメント入れてくださってありがとうございます。
茶軸と巻軸共に稲本さん自身が製造の筆ですので、残念ながらもう手には入りません。
けれども、稲本さんから毛組などを聞いて、引き継ぐことも可能ですので、病床の稲本さんと相談してみると、中津が言っています。
まだ時間のかかる話ではありますが、出来ました折にはブログに書くようにします。
そのように出来たらいいなと考え始めています。 megumi
嬉しい話です。
今後とも宜しくお願いします。
中津筆工房 megumi