2015年07月24日

没後10年 貝原浩 「風しもの村」と鉛筆画展

先日、寺町通りのギャラリー ヒルゲートで、偶然見かけた個展。
気になって入り、作品に魅せられた。

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  4号炉(右部分) 《風しもの村 チェルノブイリ・スケッチ》から 1992年

<作品左上の文章部分拡大> 
貝原 文.jpg



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  廃墟のコウノトリの巣(左部分)《風しもの村 チェルノブイリ・スケッチ》から 1992年

<作品左上の文章部分拡大> 
貝原浩 左文.jpg


チェルノブイリから帰ってから和紙に描かれたとのこと。水墨に淡彩、大作です。


もう数日しかありませんが、是非多くの人に観てもらいたい。
また、どこかで企画されると思いますが、 凄い画家です。 
私達が、知らなかっただけかとも思いますが。

チェルノブイリとその後、そして放射能の汚染状況を心配されていた貝原さん。福島原発事故を知らないまま癌になって2005年に亡くなられたようです。

「次代がまだあると考えるなら、原発の起した惨事が決して他人事でなく、まさしく、日常に隣りあわせにひそむ私達共通の悲劇です。」絵に書きこまれた言葉より。

そして今、悲劇が二重三重にもなっていく現実を、何ともできないのでは、あまりにも哀しい。
地球規模で、原発問題を捉えていく叡知が欲しい、

案内葉書きの表と裏です。
貝原浩個展.jpg


貝原浩 個展案内.jpg



posted by Megu at 11:35 | Comment(0) | 原発

2015年07月01日

名前の分からない花や、変形性膝関節症のこと

 日曜日ごとに筆の店を出している大原わいわい朝市で、楽しいことの一つに花がある。
たいてい栽培して売られる花は名前が分かっているものであるが、たまには名前の分からない花がある。

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これは、ちょっと奇妙な花。全体像です。


その中の一輪を葉っぱが分かりやすいようにと撮影。
   右下に緑のつぼみがついているが、そのつぼみの次にこの花になる。
色は薄緑と薄黄色という感じ、花弁の外側は薄ピンク色。角度、光によってずいぶん変わって写ってしまうが。
薄緑に見えたり、ピンクっぽく見えたり、黄色に見えたり、、、と。

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どれも同じ花ですが、開花とともに、色、形が変化していく。


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咲くにつれて色が増すが、色がとらえにくい。

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満開になると面白いことに、花弁が後ろへ反り返っていく。

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下のと同じ花ですが、全く色が違って写ってしまう。

真中は、ちょっとびっくりするほどとても堅い。そしてすごくきれいです。

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名前がまだわかっていません。調べているのですが、、、誰か知りませんか?




今年もほおずきが付いています。赤くなるのが楽しみです。   庭にて

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植物園で見つけたコウヨウザンの葉。「広葉杉」と書くらしい。
何とも魅力的な形で、友ちいちゃんと意気揚々と拾って帰ってから随分経ってしまったけど。

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庭のアジサイが満開。
 実家から持ってきたものや、幼友逹のひろこちゃんのお母さんに貰った額アジサイ、いづれもよく付いていくらでも大きくなりそうです。

見えない所にもいっぱい咲いていて何だかもったいないので、切り花にして玄関を飾ってみました。壺は実は傘立て。いっぱい入って良いですネ。

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イチョウの葉に銀杏が付いているのを、初めて発見。
というのに、その後、庭の草引きをしてたら銀杏からの実生を4つ5つも発見した。
昨年気が付かなかっただけらしい。
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このイチョウは、ごく幼い子供の頃より下鴨の実家にあったもの。満足に大きくならなかったのを、父が大原に持ってきて植えたら、土があったのか、すくすく大きく育った。

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今の時期の花や木が一番楽しいのかも。

半月板損傷にて膝にささる「かけら」を取り除く手術をしたのが、一昨年の10月。
 その前の2011年7月から1年3か月程は、半月板が割れているとは分からずに、変形性膝関節症だとの診断にて不自由なまま我慢生活。
 思い返せば、ロッキングという異常な激痛があったのに、それを騙しだまししているのが当たり前になってしまっていた不思議さ。

この丸3年草取りが出来ない脚であったのが、漸く少しできるようになったのが嬉しい。

草取りっと言っても、もっぱらヤブガラシ取り。
土を掘って根っこごと取ることを謂わば趣味としていたのに、しゃがめないし、膝着けないし、体は堅いし、足元の物を取るのに苦労していたくらいだから、とてもとても出来なかった。

いろいろとリハビリをしてきたけれど、つくづく プールで水の中を歩くリハビリが、一番効果があるようです。 前歩き、横歩き、後ろ歩きと、相当ハードにそして滑稽な程、、真剣に。 
週二日三日と頑張れば効果が上ってきた。

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(このノルディックウォークのストックは、ネットにて、2本3千円足らずにて購入。平地歩きの分にはこれで十分。伸び縮みの機構は壊れやすいが。)

 また、外を歩くのはかなり初めからノルディックウォーキングにしていたのが、間違いなく良かったようです。
でないと、ゆっくりしか歩けなかったのであるが、慣れれば、この2本棒を持てば、かなりの速さで闊歩できる。
いったいどこが悪いのか、さっぱりわからん。と、友が云う程に。

頸椎 脊柱管狭窄症もあるのですが、ノルディックウォーキングは、これにも効果があるようですし、困っている皆さんに薦めたいと思っています。




posted by Megu at 00:04 | Comment(2) | 日記