2011年06月30日

続・若狭 水晶浜の思い出より、知ってほしいこと 

 
 神戸市六甲山ケーブルより 6月22日
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(6月29日の続き)

 たとえ、事故がなくても、微量の放射能が漏れているのが、原子力発電所(原発)の事実であると、、、、、

今では、本当に知ろうとしている人には、自明の事とわかっている。

そしてまた、放射能は、微量でも影響がでている。と、いうことも。
 
 悲しいかな。
原発立地の周辺に影響が すでに出ていたということも。


そのうえ、日本列島は、地震の活動期に入っているので、いつかまた、大きな地震が来るのだということも。
それが、今日、明日ともわからないとも。

みんな、本当は、知っている。



 そこにもってして、
今なお収拾がつかない福島原発破壊の現実があるというのに、何故 まだ原発を推進しょうとする力、動きがあるのだろうか。

 東電、中電、、、、関電総会も、「脱原発」を否決。
 玄海町、町長は、原発再稼動容認を明言。
 美浜の町長さんが、原発推進に前向きと、、、、ニュースで流れた。

 みんな、自分の利益、財政で、考えている。そのこと自体が、おかしいのではないか。
人々のこと、命のこと、将来のことを、考えてこそ政治ではないのか。

 原発を建てたら、多くのお金が、その地元に来る。
そのこと自体、「袖の下」と同じく恥ずべきこと、禁止すべきことではなかったか。


     
     神戸市六甲山ケーブルより 6月22日
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 管総理が、浜岡原発を止め、発電送電分離政策を言い出したとき、、、期待以上のスピードも感じて、署名活動にやりがいを感じていたが、  
管降ろしが始まった。  いったいなんでそれ程言われてるのか・・・?
やっぱり?、管ではあかんのか、、、、

大造氏がいち早く、このままだったら脱原発されてしまうからと、利権者側から、政府にマスコミに相当な圧力がかかったのだろうと、云々。
半信半疑に思っていたが、6月11日の地震学者 板橋克彦氏の講演会に行き、今まさに、管総理が政治生命をかけてエネルギーの方向転換をやろうとしているのだと知った。

まさしく、それ故に、東電、利権者側に付こうとする勢力が、慌てふためいて、管つぶし攻撃に出てきたとのこと。

なんだ、そういうことなのか。 それなら、マスコミに踊らされないで、何とか応援したい。。

 管総理のホームページ
   http://kanfullblog.kantei.go.jp/


また、是非、このオープン懇談会の管さんを見てほしい。ソフトバンクの孫さんも出ています。

 自然エネルギーに関する「総理・有識者オープン懇談会」(全編)-平成23年6月12日
  http://nettv.gov-online.go.jp/prg/prg4972.html


管を降ろさないと、協力できないと云う自民党。 被災者を前に何てことをいうのだろうか。
「いじめの論理」が、平然とまかり通る政治の社会。
これでは、学校のいじめが無くならないのは当然。
民主党も、そんな、いじめのやり方に対して すくんでいたなら、どこまでもやられるだろう。

今は、党派を超えてやっていかないといけない。
被災地、被災者のこと、脱原発のこと、、、子々孫々を考えて、、、行動してほしい。
微力ながらも、声を上げて行動していきたい。

「マスコミの云うことを、なんで みんな信じてしまうのやろか」大造氏言う。
マスコミは、大きな電力会社のスポンサーがついている。圧力が当然かかっている。


もうかる、もうからないとか、、、得する、得しないとか、で、人間動いていてはあかんぜよ。と、坂本竜馬に言ってもらいたい。(もう終わってしまったが、TVの「JIN〜仁〜」の竜馬は、よかった。)


若狭の水晶浜の景色は、今だに覚えている。

美浜の原発さえ無視できれば、砂も海もきれいそうで、素敵な浜。

今でも、きっとそうに違いない。 

原発から、水晶浜を、若狭を、取り戻したい。守りたい。


7月2日  緊急です
今、真っ先に、佐賀県、玄海原発の再開が懸念されます。

 脱原発ネットワーク・九州 深江 守さんより、返信メール頂きました。
4日より、ハンストに入られるとのこと。

メール貼り付けます。
{「全ての原発」署名は、来年の株主総会まで続けます。
2百万筆ぐらいの数にならなければ、力を持ち得ません。
あの署名は、玄海1号機を止める署名でもあります。
協力いただけるのであれば、少しづつでも広めていただければと思います。} 

署名用紙です。宜しくお願い致します。
http://www.teruteruchan.com/pdf/pdfsyomei.pdf





  
posted by Megu at 15:37 | Comment(0) | 原発

2011年06月29日

若狭 水晶浜の思い出

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6月5日東本願寺のお堀端の睡蓮


あの夏は、いったい いつの時のことだったのだろうか。

何度も、湖西線を使って、敦賀まで、そして水晶浜まで、日帰りで泳ぎに行った夏。

京都駅から敦賀まで特急で1時間で行けるようになって、とても嬉しかったのを覚えている。それが1975年のようだから、その夏かもしれない。
  
私は、たいして泳げないのに、もぐりと飛び込みが大好きだっただけに、一度行っただけで水晶浜がたいそう気に入っていた。
 
白い浜に、いろんな高さから飛び込める格好の良い岩が浜にあり、そして海は暖かかった。

白い原子力発電所が、見えているのであるが、ああ、あれがそうか、というぐらいの感じで、まだ新しかった美浜原発を見ていた。  何も分かっていなかった。

ある日、妹や友達と泳ぎに行った帰り、バスに乗り遅れて、敦賀までタクシーに乗ったときのとこ。


「水晶浜は最高の浜、、、ちっとも寒くないし、、、」など、陽気に喋っていると、

 運転手さん曰く

 「あの原発が出来てから、ぬくい海になったんや。 
 
  うになんか、ひとまわりも、ふたまわりも大きいなって、、、
 
  駅で売ってるやろ、、、都会の人は、お土産に喜んで買うて帰るみたいやけど、、、
 
  わしら地元のもんは、気持ち悪うて、よう食べんわ」 と。



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東本願寺のお堀端の睡蓮と鯉



 それから、もう一度だけ行ったように思う。

運転手さんの云っていたことを、確かめる気持ちで。

太平洋よりもぬくい(暖かい)日本海の海は、 確かにおかしいと、変だと得心した。

 
   ・・・・・・文、6月30日に、続く・・・


  
posted by Megu at 23:15 | Comment(0) | 原発